この記事を読んで欲しい人!
- 様々な軽井沢のベーカリーを回っている人!
- 予約必須の食パンにありつきたい人!
- まだ知る人ぞ知る軽井沢の人気店を知っておきたい人!
またしても誕生した新しい軽井沢のベーカリー
2021年4月10日。
パン激戦区の軽井沢に新しいベーカリーが誕生いたしました。
その名も<sioru bakery-シオルベーカリー>です!
変わった名前ですが、名前の”sioru”とは「木の枝を折って道しるべとする」「帰り道が分かるように木の枝を置いておく」という意味の”枝折る(しおる)”から来ているらしく、
「お店の行く未来に道しるべがありますように」
という意味と
「お客様が自宅で美味しくパンを召し上がっていただけますように」
という2つの想いから名付けた店名だそうです!素敵な名前ですよね~
店主は東京と京都で約10年間パン職人として修業した後、地元であるここ軽井沢にUターンして自分のお店をオープンしたと言います。
今回はそんな<sioru bakery-シオルベーカリー>にお邪魔して参りました!
<sioru bakery-シオルベーカリー>の店舗概要
営業時間:9:00~15:00 ※パンが無くなり次第閉店
定休日:火曜日・水曜日
電話番号:0267-46-8706
住所:〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉5568-2
駐車場:あり(店舗敷地内に7~8台ほど)
<sioru bakery-シオルベーカリー>の店舗外観


軽井沢から<sioru bakery-シオルベーカリー>へ向かう場合は、御代田町に向かって国道18号線を車で走り、まずは途中にある借宿(かりやど)の信号を北に上がります。そして次に見えた浅間台の信号を左側に曲がって入った「1000m林道」を200メートルほど進んだ右手側に1枚目の写真のような景色が見えてきます!2枚目の写真の看板が目印なので後は矢印の方向に向かうとすぐですよ~
するとこのような白塗りに緑色のドアが素敵な外観のお店が見えて参ります。こちらが<sioru bakery-シオルベーカリー>です!
ここにも可愛らしい看板が設置されてますね。「枝折る(しおる)」の名前にちなんでか、鳥がとまっている枝がバゲットになっていて目を引くロゴですよね(笑)
ちなみに入り口にも同様にロゴがあり、どうやらこのロゴの<エコバック¥500>も販売しているようです。
通い詰めた暁には是非購入したエコバックでパンを買いに行きたくなりますね~
では早速店内に入ってみましょう~
<sioru bakery-シオルベーカリー>の店舗内装


とはいっても店内は非常にコンパクト!(笑)
こちらの1枚目の写真のパンの販売スペースには10種類ほどのパンが並んでおり、店舗左奥は2枚目の写真の様にすぐパンの製造エリアとなっております。
今回は11時頃に伺ったのでちらほらと売り切れているパンもありましたが、9時のオープン直後には所狭しとパンが並んでいるとの事です!(早く来ればよかった~~(涙))
並んでいるパンは、あんぱん一つとっても餡にほうじ茶の香りを移した<ほうじ茶香るあんぱん ¥230>だったり、<クミンスパイスしみこむチーズパン ¥260>や角切りベーコンとジャガイモをガーリックバターで味付けしたものを練り込んだ<パンシュー ¥260>、生地の中にバターを仕込んで焼き上げた<メロンパン ¥230>と、と~っても創意工夫がされておりどれを選ぶか迷ってしまいます!
皆さんがよく知るパンの種類もひと工夫で今まで味わったことの無いもう一ランク上のパンに仕上げているのがここ<sioru bakery-シオルベーカリー>なのです。
また購入方法も、自分でトレーとトングを持って取っていくスタイルではなく、アクリル板の向こうのパンを注文して取って頂くスタイルなんです!なんだかパン屋さんにしてはこのシステムって珍しくないですか?
でもコロナ禍では感染対策にもなるし店内にあるパンが一目で見れるので、購入する側としても嬉しい限りですよね。
<sioru bakery-シオルベーカリー>のメニュー
<sioru bakery-シオルベーカリー>と言えばこれ!というのが作るのに3日間かかるという幻の食パンです!私自身も実はまだ手に入れたことが無いので、インスタでしかその姿は見たことがありません、、、
噂によると門外不出の特殊な製法で作成しており、通常よりも中に空気をたっぷり含んだ食パンだと言われております。これは一度は購入して自分の舌で味わってみるしかありませんね!
しかし作るのに3日間もかかるなんてなんてこだわりなんだ<sioru bakery-シオルベーカリー>、、、
そんな食パンを絶対購入したいという人は、電話にて予約も行っているので、必ず事前に電話をしてから行くことをお勧めします!ちなみに電話でも数日前に売りけることもあるので、軽井沢に来る予定の人は早めに電話しておく方が良いですよ~
こだわりが何よりもの付加価値となる本物の味
せっかくの美味しいパンですが、お店の規模としてはそこまで大きくないので、連日早い時間に売り切れてはまた追加で焼き上げてという状態なので「もっと効率を求めて簡単なパンを沢山焼いたほうが?」「人をもっと雇ったら?」という声も上がっているようです。
しかし、「出来る限り手作りで、自分自身で出来る範囲で、毎日、自分や家族が安心して食べられるものをお客様にも提供したい」という想いをSNSでも発信しており、今のこのお店の形態を辞めるつもりはないとしています。
そんな<sioru bakery-シオルベーカリー>だからこそ、一切のクオリティの妥協をしない本当に安心安全で美味しいパンを毎日提供できているのでしょうね。稼ぎたいだけだったら、値段を少し上げて、手間を少しだけ減らしたパンを沢山売ればいいんですから。
実は冒頭で紹介した入口の緑色のドアも一点もののドアだったり、Open・closeの看板すらも<Grouwing house 忠健工務店>という長野県佐久市にある木のぬくもりの大切にした一生モノの家づくりを目指すお店に外注したりと店主のこだわりはパンだけに留まりません。
実際、大量生産・大量消費の世界に慣れてしまった私たちですが、コロナ禍で何よりも体験が重んじられるようになったこれからの世の中では、このように自身の商品や自分の想いに真摯に向き合っている生産者・製造者が生き残っていくに違いありませんね。
是非皆さんも、軽井沢でしか味わえない本物のパン職人のパンをお買い求めに来ては如何でしょうか!
ではまた次回!(看板の写真を何枚も取り直している彼女可愛い~)
今回も最後までお読みいただきありがとうございました~