この記事を読んで欲しい人!!
- 冬の軽井沢に訪れる予定のある人!
- 冬の軽井沢に来る際の準備に悩んでいる人!
- 冬の軽井沢に車で来る際のスタッドレス事情について知りたい人!
12月中旬で冬本番な軽井沢
紅葉もすっかりと落ち切って冬本番となりました。雪の積もる浅間山も綺麗です。
実際仕事行く際の服装も、ヒートテック+ウルトラライトダウンが無ければ外での業務に耐えられない程になってきております。(UNIQLO様様ですね)
今回はそんな冬の軽井沢に観光に来る予定のある方や「軽井沢って避暑地だから夏に行くもんじゃないの?」と思っている方々に向けて軽井沢の冬事情について解説していきたいと思います!
軽井沢の冬の備えはいつから必要??
暦上では11月上旬の立冬から2月上旬の立春までを冬としておりますが、皆さんはいつごろから冬を感じ始めますか?
一般的には薄手のコートではそろそろ肌寒くなってきたなと感じる頃からしっかり冬と言えそうですよね。ちなみに気象庁も最高気温が15℃を切ったら、厚手のコートが必要で冬本番だと発表しております。
その定義から見ると軽井沢ではいつからが冬とされるのでしょうか。実際の気象庁データを基にいつから冬支度が必要なのか考えて見ましょう。

数字で見ると10月中旬あたりからほとんど毎日安定して最高気温が15℃を切っております。また、10月下旬当たりには、初めての氷点下を迎えているのも分かりますね。
それ以降の氷点下の気温のほとんどが早朝もしくは深夜帯ですので昼間のみの観光を考えている日帰りの方たちにとっては大きな影響はないかもしれませんが、10月中旬で都内の12月の陽気並みと考えておくのが良さそうですね!
軽井沢町民にとって浅間山の積雪が冬の支度の合図??
ちなみに余談ですが、、、
軽井沢町では昔からの言い伝えとして、『浅間山に3回冠雪起こる、つまり3回浅間山に雪が被ると、町にも本格的に冬が始まる』と言われております。昔ながらの言い方で、今でもこのように言い伝えられているのは面白いですよね。
今年の軽井沢でも実際に11/26に3回目の冠雪が確認出来ており、その翌日の27日に初めての積雪が観測されたので、馬鹿にならない言い伝えですよ!(笑)
軽井沢の冬はいつまで続くの??
さて、いつから軽井沢の冬が始まるのかというお話をしたので、ついでに軽井沢の冬はいつまで続くのかという話も簡単にしておきましょう!
軽井沢の冬は大体4月中旬~5月初旬まで続くことがほとんどです。昨年、一昨年度は4月の下旬ごろに記録的な積雪もあったので、首都圏の春の陽気のつもりでお越しいただくと痛い目を見る可能性があります!
詳しくはまた春が近づいたら記事も書かせてもらいますね。
これだけは知っておこう!軽井沢に来る際に必要な冬の身支度4選!
さてここからは、冬の時期に軽井沢に来る際にこれだけは知っておけば楽しい観光の最中に寒い思いや事故に合わずに済むための身支度を厳選して4つ、ご紹介いたします!
①服の準備をしよう!
軽井沢の冬は1月頃からは‐10℃前後まで気温が下がることがあります。
しかし一方で、毎年この寒さの中で営業を行っているお店や観光地は、寒さ対策が万全になされている為、室内がかなり暖房がしっかりと効いていることがほとんどですので、脱ぎ着することで調整できる服装が望ましいですね!
インナーは暖房の中でも汗をかきすぎない程度の服装にし、アウターでしっかりと寒さを対策をするのが軽井沢のスタンダードです。
しかし、氷点下になると薄手のコートでは寒さを全く凌げませんので、冬にお越しの際は、必ずアウター選びをしっかりとし、ダウンコートやダウンジャケットの着用をお勧めします!
冬の服装の例(ポイントはダウンの使い方!)
- ヒートテック+タートルネックセーター+ダウンコート
- ヒートテック+長袖シャツ+ウルトラライトダウン+コート
- 長袖シャツ+セーター+ダウンジャケット
②冬道の歩き方を知っておこう!
冬の軽井沢は積雪よりも凍結の方が多い地域ですので、正しい歩き方を知っておかないと転倒のリスクがあります!
普段の歩き方ではなく、足を上げずに擦るように歩くのが大事です。イメージはペンギンのようなよちよち歩きで歩いてみましょう!
また雪道や凍結した道を歩く際は、<滑らない・濡れない・暖かい>という3つのポイントを押さえた靴で来ることをお勧めします。
何よりも転ばないために必要なのは「滑りやすい場所を歩かない!」という事です。
「そんな当たり前の事を言うな!(笑)」という声も聞こえてきそうですが、本当に馬鹿にならないので!下にまとめた滑りやすい場所には近づかないようにしましょう、、、!
滑りやすい場所の特徴
- 新雪ではなく雪が溶けて、もう一度凍った所(雪が降った日の夜や翌朝)
- 霜が降りたウッドデッキや橋の上
- 雪道の中でも地面が凸凹していたり、ザラザラしていない場所
- 車の轍のあるところ
③車の準備をしよう!
都心から車で2時間程度で来れる軽井沢ですので、車でお越しの方も多いと思います。
必ず冬の軽井沢に来る際は、冬用タイヤと備品の準備は必須になります。たまに「雪が積もってなければタイヤ交換は不要?」聞かれる方もいらっしゃいますが、絶対に必要です!
ブラックアイスバーンなど、積雪が無くでも軽井沢は頻繁に地面が凍ります。雪道よりもスリップの可能性も上がるので、絶対に夏用タイヤでは来ないでください!
変える時期としては、初雪が降るまでには交換し、新緑を迎えるまでは冬用タイヤと言われてますので、11月中旬~4月下旬くらいまでは冬用タイヤでお越しください。
稀に5月の上旬のGWに積雪や凍結がある年もあるので、心配であれば宿泊先のホテル等に問い合わせるか、現地で現地用の車をレンタルするのが一番だと思います!
④冬道の運転の仕方を知っておこう!
最後の冬支度として、冬の軽井沢の正しい車の操作方法を知っておきましょう(写真は凍結した車の運転席からの景色です)。
たまーに「スタッドレスタイヤだからスリップしないでしょ!」とかいう人もいますが、フツーにします(笑)。雪道と違い、一見しただけで凍結した道は分からないので、常に冬道は「凍っているかも」と思いながら運転をしましょう。詳しくは下のまとめをご覧ください!
冬の軽井沢での車との向き合い方まとめ!
- 冬は乗る前(フロントガラス凍結)・運転中(路面凍結)のいずれも時間が多くかかるので、それを見越して余裕を持って動こう!
- 雪が降りそうなら、事前にワイパーを立てておこう!(雪の重さで折れる事があるよ)
- フロントガラスが凍結している時は、車のデフロスターを使いつつ、解氷スプレーやへらを使って溶かそう!(※お湯をかけて溶かすとガラスが割れることがあるから注意!)
- 冬の裏道は解氷作業が追い付いていないので、大通りを使う事を心掛けよう!
- <急発進・急ハンドル・急ブレーキ>は絶対行わないようにしよう!(目安は制限速度の-10㎞/h)
- 上り坂では信号待ちでも完全に停車せずに、ゆっくりでもいいのでアクセルを踏み続けよう!(万一止まったら、サイドブレーキを引いて停止し、ハンドルを少し切ってゆっくりアクセルを踏んで下さい)
知る人ぞ知る!?冬の軽井沢の魅力とは??
こんなに注意して欲しい事が沢山で、11月~4月近くまで厚手のコートが必須な軽井沢ですが、冬の軽井沢だからこそ来ていただきたい魅力が沢山です!
①夏の半分近く人混み減り、ゆっくりと観光を楽しめる
②空気が綺麗な軽井沢の中でも、一番空気が澄んでいる季節
③木々が邪魔をせず、1年間で1番広い星空を間近で見ることが出来る
④豊富なウインタースポーツが早く長く楽しめる
今回は多くはご紹介できませんでしたが、投稿が数か月間も滞ってしまったこのブログも、これからは定期的に再発信を冬の間は軽井沢の魅力発信を続けていこうと思いますので、これからもどうぞブログをご確認ください!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました~
それではまた次回!
(←写真はホテルブレストンコートのキャンドルナイト!)