軽井沢での彼女との日常

お酒好きは長野に行ったらこれだけは買え!!今、飯綱の廃校で作られるシードルが熱い!!

この記事を読んで欲しい人!

  • シードルが大好き!もしくは、シードルって何?となった人!
  • まだ市場に流通していない美味しいお酒をひと足早く味わってみたい人!

林檎学校醸造所のシードルとの出会い

ある日の仕事中、、、

私のもとに1本のお酒が届きました。

ラベルには大きく「林檎学校醸造所」という名前とあり、名前の通り学校に因んだ懐かしい文房具や板書のイラストでリンゴのマークを模している何ともポップなデザインのお酒でした。

第一印象としてはこのラベルの印象が強く、なんだかおもしろいものが届いたなぁというワクワク感から早速こちらの商品について調べてみることにしました。

ちなみにですが、私は現役のホテルマンとして働いているのですが、現在の実際の業務的には「サービス2割:開発8割」と社内でも少し変わった業務内容になっております。

「ホテルマンが開発ってなんやねん」と思った方も良いるかと思いますが、高級ホテルやリゾートホテル、コンセプトホテルに行ってみるとそのホテルオリジナルのアクティビティがあったりしませんか?

例えば、無料でお酒やお菓子等が楽しめるラウンジを始め、近くの自然を楽しめるサイクリングツアー、地方のホテルではその土地の強みを生かしてグランピングやダイビングなんてのもありますよね。

そんな大小さまざまなアクテビティを開発し運営する責任者として、学生時代にレストランバーを経営していた経験を活かして、まだまだ未熟ながら奮闘しております!

なので私の元にはそんなアクテビティのヒントになりそうな様々なアイテムや情報が集まってくるのです。「林檎学校醸造所」のシードルともそうして出会いました。

シードルって?林檎学校醸造所って?

さて、そもそもシードルって何なんぞや?という人もいるかと思うので簡単に説明しておきましょうかね。

シードルとはリンゴを発酵させて作られるお酒の事で、非発砲性のものもありますが、発泡性つまりスパークリングのものが一般的には良く知られているのではないでしょうか。

ブドウにとってのワインで、小麦にとってのビールで、リンゴにとってのシードルって感じのイメージで捉えてもらえたら分かりやすいと思います!

さてこちらのシードルをリンゴの生産が盛んな長野県北部の飯綱町で醸造しているのが、「林檎学校醸造所」です。こちらの「林檎学校醸造所」はなんと2018年に廃校になった小学校の一部を改装し、醸造所にしてしまったという少し変わった醸造所です!

醸造所として開業したのが2019年ということで、シードル醸造所としてもかなり新進気鋭の部類に入りますね。しかし代表の小野さんは「高齢化するリンゴ生産者と愛好者を若返らせたい」「田舎をお洒落でカジュアルに、リンゴ産地を若手の活躍と憧れの場に」と素晴らしいビジョンを持った方で、シードルへのこだわりも半端ないですね…!

「林檎学校醸造所」のシードル3組の気になるお味は?

それでは実際に今回サンプルとして頂いた「シードル3組」を頂いてみたのですが、なんてダイレクトにリンゴの味わいを感じることが出来るのでしょうか!

ワインやビールのような嫌な苦みやえぐみが一切なく、只々リンゴの爽やかな甘みと酸味が口と舌を突き抜けていくようです!今まで飲んでいたシードルはべったりとした甘みが強くなんだかジュースのような印象が強かったのですが、このシードルはそんな印象は一切感じませんでした。

今回頂いたのは「3組」という分類でして、詳しく調べてみると1組から5組まで存在し、1組から順に辛口・中辛口・中口・中甘口・甘口と味わいの特徴がそれぞれ明確に分けられていました。ネーミングまで学校を意識しており可愛いですよね!

実は長野県飯綱町はただのリンゴの産地というわけではなく、28年前にイギリスの英国王室園芸協会から16品種もの外国の品種を寄贈され、その生産を守り続けてきたという特殊な地域性を持っているのです。

海外品種は個性が強く日本の生食文化とは完全に迎合できなかったと言いますが、シードルには逆にこの個性が活きてきており、これだけラベルごとに味わいを変えられるのもこれだけ豊富な品種と個性があるおかげですね。

シードルが全国区になる未来

さて本日は飯綱町の「林檎学校醸造所」について熱く語ってしまいましたが、皆さんもシードルを飲みたくなったんじゃないですか?

シードルというとなんだかお酒があんまり得意じゃない人用の果実酒のような扱いをレストラン等ではされていますが、いつかワインの様に数種類の中から料理に合わせて飲まれたり、思い思いに自分好みのシードルを持ちあった「シードル会」なんてのが当たり前になったら面白いですね!

世界に誇る長野のシードルを嗜みながらそんなことに想いを耽る一日でした…

それではまた次回!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました~

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